いろいろな呼び方
私の地域では「大判焼き」と呼んでいる食べ物も地域によっては「今川焼」や「回転焼き」と
呼ぶそうです。
野球のピッチャーの投げる球も日本では「キロ表示」ですがアメリカでは「マイル表示」ですよね。
我々の業界でもそのような事があり、金属を切断・研磨する際に使用する工具も
「グラインダー」と呼ぶ人もいれば「サンダー」と呼ぶ人もいます。
洋服のズボンもセンチ表記のものとインチ表記のものがあるように、配管に使用するパイプにも
同じ径のパイプでも日本呼びでは「25A」ですがアメリカ呼びでは「1B(インチ)」と呼びます。
このように同じ物を呼ぶ際でも地域・会社・メーカーによって少しずつこういった呼び名が違う事が多いです。
私も入社したばかりの時は「なんで同じものなのに呼び方が違うんだよ(泣)」と混乱しました。
そんな事を私が嘆いていると、とある先輩から「お客様がどんな呼び方をされても理解して対応
するのが我々プロの役目だ」と言われ、この言葉と先輩のプロ意識に感銘を受け、私も今では後輩に
対してこの言葉をあたかも自分の名言であるかのように引用させてもらってます(笑)
どの業界にも日常では聞きなれない業界・専門用語が多くあると思いますが、
用語や物の名前を覚える事が仕事を覚えていく第一歩と思い、
若い社員の方には頑張っていってもらいたいです。